ペアリーロード稲城商店街パンフレット
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6キリンとともに愛されてきたペアリーロード稲城商店街 ペアリーロード稲城商店街という名前に決定したのは、1991年のことです。前身である稲城市中央商栄会の40周年に合わせ、商店街名を変更しようということになり、公募により名前を募集しました。 「ペアリーロード」とは、稲城市特産の梨「Pear」と仲良く買い物をしてほしいという思いから「Lovely」を合わせた造語です。「同じタイミングで、キリンの親子をシンボルとした街路灯モニュメントが第3小学校前と福祉センター前、JR稲城長沼駅そばに2基、計4基が設置されました。キリンが採用されたのは、『キリンだったら親しみがあり、みんな好きだろう』という理由から。当時の商店街の会長さんと親しかった家具屋さんに、藤で作られたキリンが置かれていたんです。それがきっかけとなり、自然と決まりました」と話してくれたのは、ざるや屋ペアリーロード稲城商店街で約50年酒屋を経営する笊の店主・遠藤誠さんです。 残念ながらモニュメントは老朽化により、2016年に東京都の都市補助金で撤去されてしまいました。消防法の関係で、新規に立て替えることはできなかったと言いますが、「親しみのある商店街に」というモニュメントを設立した当初の願いは息づき、商店街は地元の人とずっと密接な関係を築いています。

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